整体 野口整体 千葉県 船橋全生整体院





7月号

七月

 梅雨は、雨の日が多くなんとなく気分がすぐれず、やる気が起こらないという人も多いと思います。また体もだるく、異常に眠たいという人も多いです。このような時は、先月号にも書きましたが体を動かし汗をかくとすっきりしてきます。(いつもより大股で歩くなど)

これからの時期は気温が益々上がってきますので汗の処理に気をつけていただきたいと思います。特に屋外と室内の気温差がありますので冷房による急激な冷えに注意をしてください。

 すでに少しずつ増えてきていますが急性の腰痛、寝違い、神経痛などもこの気温差からくる汗の引っ込みによっておきやすくなります。屋外から冷房のきいた室内に入る時は、よく拭きとってから入るのが予防になります。

 お風呂上りに背中に冷房の風や扇風機の風を直接あてている人もいますが、これを行うと汗は引っ込みやすくなります。また、痛み以外に体がだるい、重い、頭痛、喉が痛いなどがある人は、汗が引っ込んでいます。そのような症状がある人は、引っ込んだ汗をもう一度出すとすっきりしてきます。運動で汗を出すのがよいですが、この時期は熱中症になりやすいので充分に休憩をいれ、水分の補充をしながら行ってください。この時期は、無理な運動をしなくても少し体を動かせば汗は出てきます。

偏り疲労

人間にはそれぞれ癖があり、体の使い方にも癖があります。同じ作業を長い間続けるとある一定の場所に疲労が蓄積します。その場所はその人特有の場所でありそれを偏り疲労といいます。

その偏った疲労の蓄積がピークに達すると様々な変動となって現れます。急にどこかが痛くなったというものの多くは、この偏った疲労の蓄積になんらかの要因が加わったときに現れます。(ぎっくり腰、寝違い等)ですから痛みは急に現れますが、かなりの疲労が溜まっていたということです。

 それが痛みに発展せず、疲労の段階で体が修復してくれるような体が敏感な体なのです。また、風邪を引く時期というのも偏り疲労の蓄積がピークになったときが多く、同じ環境にいてもうつる人と、うつらない人がいます。逆にいえばそのような表面に現れる症状は、それらの疲労を取るものともいえなくもないのです。その症状がひどければひどいほど疲労の蓄積も多かったということです。

偏り疲労自体は誰でもありますから、それらが蓄積しないうちに体が知らせてくれる体を作っていくことが、健康を保っていく方法だと考えます。

知識以前の力

医学、科学の進歩はめざましく、今まで助からなかったような人が助かるようにもなっています。大変すばらしいことだと思います。しかし人間の体は知識以前の力が大いに働いていて何も知識がなくても、呼吸を行い全身に酸素を供給し、食べ物を消化し栄養を吸収し、不必要なものは排泄するということを自然と行っています。

 傷口も自然と修復し、肉が盛り上がり皮膚が再生されます。手術をした場所も縫ってくれるのは医師ですが、傷口を修復しているのは自分の力です。そのような本能の力は生きている以上は誰でも持っています。ですから基本的には体の異常があった場合自分の力で治るように設計されているといってもいいと思います。その機構がなんらかの原因によってうまく働かなくなっている状態が病気といわれる状態です。

 それらの自然に修復してくれる機構が破綻する原因が食物、環境汚染、ストレスなどさまざまいわれています。これも人によって許容範囲がちがいますので一概に何を食べるのはいけないとかいうのはナンセンスだと思います。最終的には自分の体を守ってくれるのは自分の体の感覚だと考えます。感覚が敏感ならよくない物は体が受け付けないし、ストレスも自然と回避すると思います。心も体も敏感にすることが体を守る近道といえるでしょう。

船橋全生整体院 整体通信7月号
6月号

六月

六月に入りますと気温も上がると同時に、梅雨の季節になってきます。梅雨の時期は大気の湿気が多くなりますので、それらが身体にも影響します。この時期に関節痛や関節の違和感を訴える人も多く又、喘息の発作が起きやすくなる人もいます。

湿気が多くなると人間の体の表面も湿気でおおわれます。体の表面が湿気でおおわれると汗が出にくくなります。そしてなんとなく息苦しく感じます。つまり呼吸器系に影響があるということです。すると足の裏筋(太ももの裏側)が硬くなります。足の裏筋が硬くなると歩いたりするのがおっくうになり行動も鈍ってきます。このような時は、歩くときに普段より大股で歩くことを心がけたり、階段の上りを一段飛ばしで上ったりすると足の筋肉が弛むと同時に発汗が促されます。

 又、梅雨時は、湿疹、水虫など皮膚に様々な異常がおこりやすくなりますので、湿気対策を心がけてください。また、蒸し暑いので冷房を使い出す時期でもありますが、体を冷やし過ぎないように温度設定を高めにし、直接冷房の風が体にあたらないようにしてください。この時期は、雨が多く外出せずに室内にこもりがちになりますが、積極的に外出し、活動すると発汗を促し、筋肉も弛みます。

四十肩、五十肩

 肩が上がらないという異常のなかで一番多いのが四十肩、五十肩と呼ばれているものですが、病院に行きますと肩関節周囲炎と診断されるようです。字のごとく肩の周りが炎症を起こしているということです。ですから二十代でも肩が痛いという人も肩関節周囲炎となるわけですが、整体法においては肩関節の異常と四十肩、五十肩といわれているものは分けて考えています。

 若年の腕があがらないという現象は肩周りの関節の異常、首の異常の場合が多いですが、更年期におきる肩関節の異常は、肩の異常の元に体全体の変化があると考えています。ホルモン等の身体の変化があり、その変化の過程で肩に異常をきたしやすいというわけです。ですから、肩そのものの調整と共に身体全身の調整を行う必要があります。また、似たような症状で肩から腕にかけて痛くやはり腕が挙がらない20〜30代で自律神経系の異常で腕が挙がらなく、肩、腕に痛みを生じている人も多いです。これも肩関節だけの問題ではなく自律神経系の調整が必要になります。

肩、腕あるいは坐骨神経痛などで痛み、しびれが激しい時に神経ブロックという処置が行われるようですが、充分に医師と相談したうえで行うことをおすすめいたしま。

体の変動

体の細胞は絶えず入れ替わっています。それを新陳代謝と呼んでいます。その働きがあるので、病気や怪我も修復されるのです。つまり人間の身体は基本的には病気や怪我を自然に修復する能力を備えているということです。

 現在では身体の異常に関してはすべて他人任せになってしまっていますが、身体の本来の力を働かせればちょっとした身体の異常は自然に経過してしまうように設計されています。風邪を引いたときでも病院に行き薬をもらいそれを飲んだから治ったと思っている人も多いと思いますが、薬は症状を緩和させてくれてはいますが、風邪のウィルスと戦いそしてそれらを駆除するのは自分の身体の働きです。それらは意識で命令されないでオートマチックに働きます。そのような働きは誰にでも備わっています。

 人間の健康問題を考える場合このような自然に備わっている身体の働きを自覚し、大いに働かせることを考えることが最初の問題だと思います。また、それが健康への近道だと思います。筋肉は使えば太くなり強くなります。これは筋肉だけではなく体は、働かせれば強くなります。逆に働かせないでいると萎縮し、なまけてしまい、しまいには働かなくなります。体を大いに働かせれば健康は保っていけるのです。

船橋全生整体院 整体通信6月号
5月号

背骨周辺

 整体法における背骨周辺の観察は、骨の位置がずれているだけにとどまりません。骨の弾力、背骨周辺の筋肉のどの部分に硬直筋肉のかたまり)、硬結(硬直の中にある小さなかたまり)があるのかによって症状の意味を読んでいきます。

 例えば同じ筋肉の硬直でも背骨のすぐ近くに異常があれば、精神的な問題等が考えられ、それより外側に異常があれば運動器、知覚(動かしにくかったり、動かすと痛い)と関係し、さらに外側に異常を持っていれば内臓と関係があります。

 ですから同じ症状でも異常部位によって操法も変わってきますので、痛いところと全然違う場所を操法、輸気したりもします。骨が曲がっていたり、弾力が消失していても筋肉の異常が取れれば骨ももとにもどってきます。むしろ骨を直接刺激し治すより、筋肉が正常になり骨がもどった場合の方が繰り返しがありません。それは本人の体が働いて治ったからです。整体法においては、いつでも本人の力が働いて治る余地を残すのが上手な操法とされています。

 それは、今現在の健康問題だけではなく、一ヶ月後、一年後、五年後、十年後に健康でいられるには今どのようにすべきかという観点から操法が行われるからです。


男女の違い

 体において男女は、明らかに違いがあります。また感受性においても違いがあります。その違いを生じさせているのは生殖器系の違いだというのは、いうまでもありませんが同じ症状でもその違いを考慮しなくてはなりません。

 例えば同じ偏頭痛でも男性においてはストレス、疲労による首、後頭部の異常が多いですが、女性の場合は、女性特有の体のリズムにより症状が出る時があります。この場合は、首、後頭部の問題以外に生殖器系になんらかの問題があるケースが多く、整体法においては、骨盤、股関節、足首の問題を調べます。

 骨盤は、男性より女性の方が動きが大きく、体のリズムによって骨盤が開いたり、閉じたりしています。この動きが左右スムーズに行われるのが正常なのですが、片方の動きが悪いと様々な問題が生じます。骨盤の開閉の動きを悪くする原因が股関節や足首の異常の場合があります。その場合骨盤を調整しても股関節、足首に異常があればすぐにもとにもどってしまいます。よって股関節、足首の調整が必要になります。

 そのような人の多くは、冷え性であったり(手足、膝、仙骨が冷える)、尿が近かったりします。他院等で直接的な施術で効果がない方は、上記のような違った方向からの体質改善が必要だと考えます。

船橋全生整体院 整体通信5月号
4月号

輸気(ゆき)

 輸気とは何か?輸気とは、「気をおくる」ことをいいますが、「気」と聞くと何か特別なことだと思っている人も多いですが、気とは決して特別なものではありません。

日本語においても気という言葉が今でも多く使われています。「元気」「活気」「大気」「空気」「気になる」「気のせい」などたくさんありますが、これは「気」という概念が日本において古来よりあったと推測できます。

「気」は、見ることも触ることもできません。感じるのみです。人間生活においても「気」を感じあって生活しています。ある人の行動が、なんだか「やる気がない」と感じがしたり、初対面で嫌な感じがしたり常に感じあっています。そしてこの「気」は、感応する特性があります。元気な人の近くにいると、自分も元気になったり、陰気な人がいると自分も暗くなってしまったりします。その感応するという特性を利用して身体を健康にすることが輸気です。

特別な人のみに備わっている力ではなく、生きている人には全て備わっている本能の力です。一般の人でも輸気の勉強会に参加された人で自分や家族に実践している方たくさんいます。興味がある方は、輸気の勉強会に参加してみてください。

ぎっくり腰

  ぎっくり腰とは、急に腰が痛くなる急性の腰痛症です。急に腰が痛くなりますが、その前提としてかなりの疲労が腰に蓄積されていてその状態で「急に体を動かす。」「無理な体勢で動かす。」「冷えてしまった。」などの要因が加わると急な痛みに発展します。

体が整体(整った体の状態)ですと、痛みに発展する前に体が知らせてくれます。あるいは、痛みに発展したとしても軽くてすみます。その軽い段階で上手に経過すると溜まっていた疲労も一端クリアーされますが、痛みを止めるような処置を繰り返し行うと痛みは、軽減されますが、疲労はクリアーされません。痛みが処理されますから元の疲労がたまった生活にもどりまた、疲労が蓄積されます。今度は、疲労の上乗せになっていますので、何かの要因が加わると以前よりひどい状態で痛みに発展します。

痛みというのはつらく苦しいですが、痛みを感じた時点で体は、治るように働きだします。また、痛みを発することで体を休まそうとしている面もあります。それらが小さな痛みや、疲労のうちに体が感じ取れる体が整体という体の状態です。ぎっくり腰を繰り返している人は、体を敏感にするようにしていくことをおすすめいたします。

使えば強くなる

 人間の体は、適度に使えば強くなります。手足の筋肉も適度に使えば太く丈夫になっていきます。これらは、筋肉だけではなく体全体にいえることです。体を庇ったり、守ったりすることばかりしていると体はなまけだします。柔らかいものばかり食べていると硬いものが消化できなくなり、栄養補助食品のみに頼っていると通常の食物から栄養を吸収しずらくなったり、痛みを止めてばかりいると自分の体の力では治りにくくなったりします。健康問題を考えるときに自分の体を働かす、自分の体の本能の力を自覚するということからはじめるのが本当だと思います。

 体の異常が治るということは、いつでも本人の体が働いて治っています。手術、投薬、手技療法、その他のものでも治療、施術を行うのは医師、治療家ですが、本人の力が働かなければ何の効果もありません。
よく「治してもらった」とか「治してあげた」と言っている人もいますが、それは間違えです。いつでも本人の本能的な力が働いて治っているのです。そのような力は誰にでもあるのですからそれをどんどん使うとその働きも強くなっていくものです。逆に使わないとそのような力はなまけだします。どんどん体を働かせることが健康への近道だと思います。


船橋全生整体院 整体通信4月号

3月号

まだまだ寒い日が続いていますが、だんだん春が近づいてきました。春は、冬眠している動物も目を覚まし、枯れ木のようになっていた植物もつぼみをつけ、やがて花を咲かせます。動物も植物も春になるころに自然と内部が変化し、活動に勢いが出てきます。人間も季節の影響を受けますので、この時期変化します。

 生命力に勢いがついていますのでその勢いを利用すると、整体操法、輸気などもいつもとは違った効果が現れやすい時期でもあります。冬の間どこかに異常が続いていた人は、この時期を利用し、是非し整体操法を受けたり、輸気したりしてみてください。

また、春になりますと春独特の腰痛というものも多くなります。これも春の体の変化に関係していますが、春になると骨盤に変化をきたします。その過程で骨盤の左右の動きにアンバランスが生じますと、春独特の腰痛になる場合があります。何もしてないのに、この時期に腰が痛くなるという人は、このケースだと考えられます。これは、通常の腰痛とは若干違った処理になります。骨盤の動きをよくしてあげれば徐々に腰痛が消えていきます。

 暦の上では、春ですが、まだまだ寒暖の差がありますので、冷えには気をつけるようにしてください。


骨盤の調整について

 「骨盤を調整してもらいたい。」「骨の歪みを真っ直ぐにしてもらいたい。」とのお問い合わせが多いので整体法における考え方を説明いたします。

骨格の調整は、整体操法においても可能ではありますが、我々が行っている整体法においては、曲がっている骨を見つけ出してかたっぱしから調整していくというやり方は、行っておりません。

また、「全ての病気が骨盤の歪みが原因である?」と思い込んでいる人もいるようですが、確かに脊椎(背骨)の土台は骨盤なので、骨盤の歪みは体に大きな影響を与えていますが、骨盤ばかり調整してもすぐに元に戻ってしまう場合も多いです。それは、骨盤の歪みの原因が股関節、足関節にあるという場合も少なからずあるからです。

人間は、二足歩行で生活をしていますので、足首、膝、股関節に異常を来たすと体の上の方まで様々な影響を及ぼします。ですから、骨盤の歪みがどこかの異常の原因と考えられた場合でも、ただ骨盤のみを調整してもすぐにもどってしまったりします。その場合は、足の調整を行うと骨盤が自然に治るという場合も多いです。特に弾力があり、敏感な体の人は、体をゆすぶるだけで、骨盤が調整されることが多いです。弾力がない体の人は、体を耕す必要があります。

手のしびれ

この時期原因不明で手がしびれるという人も多いです。病院で検査しても異常がないといわれ、来院される人が多いですが、手のしびれは、多くは下部頚椎(首の下の方)と上部胸椎に関連があります。転んで手をついた時は、第六頚椎〜第一胸椎のどれかに影響がいきます。また、肩を回し痛くはないが、ボキボキ音がするという人は、第一胸椎か第二胸椎に異常があるか、これから異常がでる人です。手のしびれは、これらを調整し、脇の下の神経を刺激しますととれてきます。

自分で行う首ふり運動を行ってもいいです。この首ふり運動は、自分の首を自分で調整できます。これを正確に行えば害なく首が調整されます。これは、必要な方には、御来院時に指導いたします。

 首の異常が長く続いている人は、首の異常部の皮膚にあざのようなものができている場合もとても多いです。不思議とこのあざも首が治り出すと自然に消えていきます。同じ首でも足首も関節異常が長く続いている人は、踝の皮膚がガサガサだったり、あざになっている人が多いです。これらも関節の異常が消えてくると皮膚もきれいになってきます。

船橋全生整体院 整体通信3月号
2月号

腰痛について

 腰痛で来院される方は、後を絶ちませんが、なかでも病院に行って様々な病名がついていて長年続いているという人がとても多いです。

椎間板ヘルニア、脊椎分離症、脊椎すべり症、変形性脊椎症、腰痛症、坐骨神経痛などとても多くの病名があります。なかでも年代に関係なく椎間板ヘルニアという人がとても多いです。

 私どもの整体法においては、レントゲン、
CTMRIなどの内部の状況を画像で検査するという手段を持ちませんので、動きの様子を観察することによって異常部位のめぼしをつけ、そして手で確認していきます。手の感覚の調べというと非科学的と思われる方も多いと思いますが、これがなかなかあなどれません。さらに相手の訴えと手による調べが不一致な時もまた結構あるものです。

 特に痛みを持っている人の訴えは漠然としている場合も多いものです。右の腰が痛いと言っている人の腰を調べると左に異常があるというのも珍しくありませんし、大概こちらが手で調べての異常部位とその人の訴えが一致してくると腰痛の経過が早いです。一致していないときはまず体を耕し感覚を正常に持っていくという作業を行います。また、繰り返す人の中には、骨盤、股関節、膝、足首などの下肢に異常を持っている人も多く、腰の調整と共に足の調整も行うと繰り返しが少ないという例も多いです。

 急性の腰痛症(ぎっくり腰)という人もこの寒い季節にも多いですが、これは急に痛みはでますが、日頃から腰部に疲労がたまっていて、それが冷え、無理な動作、急な動作など、何かの要因が加わると急に痛みが出ます。軽度の場合、動かすと痛いが歩けないことはないという程度ですが、重度の場合は、歩けないという状態になります。これは症状が重ければ重いほど疲労の蓄積が多いといえます。もっとも体が整っていれば、腰が重いという段階で体が感じます。そこで調整を行えばそこまで発展しません。椎間板ヘルニアになるという人は、小さい異常の時に体が修復しないうちに(痛みを止めるなどして)疲労がたまる生活にもどりますので、さらに蓄積してしまい、それを繰り返しているという人が多いようです。

病院で異常と診断された腰部とは違う場所の異常を見つけ出し、そこの調整によって腰痛が経過してしまうということも多くあります。いずれにせよ体を日頃から敏感に保っていればあまり大きい異常になる前に体が様々な形で知らせてくれますので、それらを敏感に察知することがとても重要だと思います。

風邪

 大気が乾燥し風邪を引くという人も多いと思います。整体法において風邪は、他の病気と違い「かかる」という表現より「引く」という表現を使っていることから、自分で引いてくるという捉え方をしています。つまりその人の体の環境が風邪を引くべくして引いたと考えています。

 同じ環境にいても引く人と引かない人がいるということからも、その人の体の事情で引いていると言えなくもありません。さらに引いた風邪を上手に経過すると体に溜まった疲労も一緒にとってくれます。私も風邪を引くときもありますが、早く治そうとは思わすに、どのような経過をたどるのかを自分で観察しています。そしてどこの疲労が取れるのだろうと観ていると自然に経過してしまいます。

風邪時は、食欲がなければ無理に食べません。水分は取るようにし、少し食欲が出てきたら「うどん」などの汁物に唐辛子を入れ食べます。そして寝る前に自分の疲労部位に一端力を加え一気に脱力するという運動を23行います。喉が痛い時は、「足湯」を行います。そして治りぎわは、最も安静にし、体も、心もポカンとしています。風邪時はこの治りぎわに安静にするというのが一番重要であり、ここで無理をすると体を壊しかねませんので注意が必要です。

船橋全生整体院 整体通信2月号
1月号

新年あけましておめでとうございます.

連綿と続く時の流れに正月という区切りを入れ、マンネリ化した日々の生活に節目をつけ、心新たに生活をするというのは人間の知恵であります。新年に向け目標を立てたり、何かを志すということは非常に良いきっかけとなり、この一年間を充実したものにするためにも必要なことだと思います。慢性の疾患を持っている人も、この正月を機会に「治そう」と決意することが先んず重要だと思います。

病気と言われているものを治すのは、常に自分の体が主役となっています。これは整体操法ばかりではなく、他の療法もまた同じです。薬とてそれらの必要な成分を体の必要なところに運び効果をあげるのは自分の体に他なりません。

自分の体が働かなければ何をやっても効果がでません。もともと病気というものは自然に経過するように体は設計されています。その力を自覚し、おおいに働かせ各症状がいらない体になっていくにはどのようなことをすればいいにかを今一度考え実行していただきたいものです。そのためには、新年を機会に治そうと決意してみてはいかがでしょうか。

疲労の調整

人間が行動するときに、どのように動くかを観て行くと腰の動きに特性が現れます。その動きは大きく分けて上下、左右、前後、捻れ、伸び縮みである。そして、その腰の動きの特徴が癖となり、それは感受性にも影響を与えていてそれぞれ傾向性をもっています。これが体癖といわれているものです。(野口晴哉氏 体癖論)

上下にはずむように歩いていたり、左右に体重を移動しながら歩いていたり、前後に傾きながら歩いていたり、体をすぐ捻る癖があるなど無意識の動きに現れています。無意識に癖として動いていますのでそれぞれ疲労部位が異なってきます。

同じ荷物を持っても腕が疲れる人もいれば、腰が疲れる人もいれば、足に疲労がくる人もいるのはそのようにそれぞれ違った動きをするからです。そしてその固有の疲労部位のことを偏り疲労といいます。偏り疲労が蓄積されると自己調整機能が働きどこかに痛みが出たり、凝ったり風邪を引いたりします。

それらをうまく経過させると偏り疲労も調整されます。経過の仕方に問題があると、疲労は取れません。そして疲労を上乗せすることになります。そのようなことを繰り返すと突然大きな症状が出てきます。誰でも体の癖は、ありますので、偏った疲労を感じ、調整することが重要です

食べすぎ

 年末年始に食べすぎてしまったという人も多いと思いますが、この時期に異常に肩が凝ったり、背中が凝ったり、腰が凝ったりするのは食べすぎが原因の場合が多いです。また下痢をしたりするのも食べすぎが原因の場合が多いです。

 左肩だけ
が異常に凝るというのは胃袋の草臥れのサインであったりします。右肩だけが異常に凝るというのは肝臓、胆嚢の草臥れのサインであったりします。自分自身で食べすぎているという自覚がある人は、体の自己調整がある程度行われる人ですが、自覚がない人は、様々な症状となって現れます。

 この時期、冬場は大気が乾燥するので水を飲んで下さいと私は、1日何回も言いますがこれは体の乾燥を防ぐと同時に食欲を抑えるという効果もあるからです。水を飲んでいるとあまり食べすぎならないうちに満腹感が出てきます。年末年始に飲みすぎ、食べすぎの自覚がある人は、ご自分で調整するように心掛けてください。自覚がなく肩、背中、腰が凝ったと言っている人が回りにいらしたらお水をのむことを進めてください。

12月号

十二月

 引き続き大気が乾燥していますので先月号同様に水を飲むことをおすすめいたします。水をチビチビ飲んでも唇の乾き、肌のかさかさが解消されない人は、水分の吸収がよくないので、この場合入浴時に湯船につかりながら水をチビチビ飲むと吸収しやすくなります

十二月は、一年の締め括りということで何かと忙しい時期です。特にこの時期大掃除などで腰痛を引き起こす人も多いですので体の使い方には充分注意してくだい。無理な体勢での動作は、呼吸も合わなくなりますので思わぬ故障につながります。重いものを動かしたりする時は、体勢を整え下腹部に息をためてから行うと傷めにくくなります。

忘年会など飲酒の機会も増えると思いますが、暴飲暴食、寝不足による体調不良も増える時期です。この時期に異常に肩、背中、腰が凝るというのも筋肉の疲労ばかりでなく内臓の疲労のサインだったりしますので、そのような症状が出た場合は、少し飲食を控えるのがよいでしょう。一年の最後に体調を崩すと新年まで引きずりよいお正月を迎えられなくなりますので、体の使い方に気をつけ暴飲暴食にご注意ください。

風邪

 気温も下がり大気も乾燥していますので風邪を引いている人も多いようですが、整体法における風邪時のすごし方は、一番重要なのは気持をゆったりさせることです。早く治そうと焦るとかえって経過が長引きます。そして風邪を引くということは自分の体に風邪を引くような事情があったということですのでその原因を考え経過を観察すると以外に早く経過します。(無理をして疲労を溜めてしまった。忘年会が続き飲み過ぎ、寝不足が続いたなど。

風邪をひいたら目を使うのはよくなく、風邪時に目を使いすぎると呼吸器系に影響を及ぼす時があるますので(肺炎など)、テレビ、PC、ゲームはよくありません。ともかく心も体もゆったりさせるのが一番です。

風邪を引いた時の食事は、栄養をつけようと無理して食べる人もいますが、食べたくなければ無理して食べる必要はありません。体が風邪を経過させようと働いているときに、無理して食べると消化吸収にもエネルギーを使わなければならなく風邪の経過を遅らせます。水分は補給し、食欲が出てきたらうどん、そばとか汁物に唐辛子などを入れて少し食べると発汗も促されますのでよいです。

入浴は、入り方が上手くないと汗を引っ込めてしまうので奨めませんが、本当は身体を温めて発汗を促すことはいいことです。入り方は、髪を洗わないで熱めの湯に入り温まったらさっと出る。就寝直前は、冷えてしまうので最低1時間は起きている。心配だったら足湯をするのが無難です。

風邪を引いた時重要なのが治りかけた時です。この時期に平熱よりも体温が下がる時期があります。(半日程度、敏感な人は23時間)その時期は身体を休めます。ここで無理をすると体を壊しますので注意が必要です。お子さんもこの時期は騒がないようにしてあげると後を引きません。あるいは輸気をするのもこの時期が一番有効です。


11月号

初冬

秋から初冬にかけて空気が乾き出します。この大気の乾燥はこれから冬にかけてますます進みます。大気が乾燥すると体内の水分も発散しやすくなります。

通常でも皮膚から感じないままに水分が蒸泄しているのですが大気の乾燥でその量も多くなります。これを不感蒸泄といいますが汗などとはちがって少量ずつ蒸発し、本人は感じないため体内の水分の発散に気がつきにくく知らないままに体も乾燥します。

乾くに従って寒さも強く感じます。逆に湿気が多くなると発散しにくくじめじめして蒸し暑いです。体の水分が大気の乾燥によって奪われますと様々な症状が出ることがあります。血管が硬張り血圧が上昇したり、泌尿器系に異常を来すこともあります。(排尿に異常が出たり、浮腫んだり、風邪を引くと咽頭が腫れたりする。

又、この時期に鼻がジュクジュクしたり、鼻が詰まったりという鼻の異常が多いですが、これは風邪ではなく、乾きが影響している場合も多いです。空気の出入りに一番影響を受けるのは鼻であり、鼻がこの時期に出るのは、自己防衛作用であり、水分補給をすると治ってきます。

 この時期の様々な体調不良の原因の一つに水分不足がありますのでお水をチビチビ飲むと吸収しやすく様々な身体の変動も解消されます。唇が乾いてきたり、皮膚が乾燥してきたら体は乾き出していますので水をチビチビ飲むようにしてください。

異常を感じない足

人間の足は、他の動物と違い親指の付け根に力が入り、それによって小指の付け根、親指の付け根、踵の3点支持が可能となり、長時間の二足歩行や、片足立ちが可能になっています。

 人間は、二足歩行のため足が体重を支えているので足に異常が起こると体全体に影響があり、治りにくい腰痛や、首の異常も足の調整で治る場合もあります。足の小指側に重心がかかりやすい人は、痔の傾向があり、女性の左足首の異常が不妊、と関係があることも多いです。女性で生理痛が重い人も左の足首または左の股関節の調整で改善される例も多いですしまた、体の捻れる傾向がある人も足の調整で修正しやすくなります。よって足の問題を考える場合は、足そのものの異常の調整の場合と全身調整として行う場合があります。特に本人が異常を感じていない足の異常の調整は、全身に影響を及ぼします。

 足のどこかの異常の有無を調べる場所は、臀部の坐骨神経の出口であり、ここに異常な圧痛があれば足のどこかに異常がある可能性が大です。

足に働きかけることは、特に関節操法を行う時は、骨盤に大きな影響があります。骨盤は仙骨を腸骨ではさみ、背骨の土台となっているので、骨盤に変化が生じると当然腰椎、胸椎、頚椎、全身にまで影響がおよびます。特に慢性の腰痛症の方で骨盤、腰の調整を行っても繰り返す人は、足に異常を持っている場合が多く骨盤、腰の調整だけでは、すぐのもとに戻ってしまいます。



10月号

十月

秋も深まってきています。この時期は、体が冷えるということが様々な体の変動を引き起こします。冬も気温が低く冷えますが、暑い季節から涼しくなるこの季節は冷えに対して体がなれていないためその影響を大きく受けます。

夏場は気温が高く汗を多くかきますが、気温が下がると汗が少なくなります。そこで余った水分は尿になるので、冷えると尿の量が多くなります。尿で酸を捨てていますが、捨てきれないものは、胃に回り胃酸が多くなります。胃酸が多くなると食欲が増します。昔から秋にはおいしい食べ物が多いということ以外にこの酸が「食欲の秋」の一因と思われます。

冷えで影響をうけやすいのは泌尿器系です。夏場のクーラー病といわれているものも、冷えと汗に関係していて泌尿器系が影響を受けていると整体法においては考えています。「だるい」「重い」「やる気が出ない」「異常に眠い」などが「頭痛」「めまい」などに発展するという異常が出たりします。また、冷えると筋肉も硬直しやすくなりまので、「神経痛」「首、腰の急な痛み」にもなりやすくなります。

 そのような体の変動がある時は、朝の「足湯」が非常に効果がありますのでおすすめします。(整体通信9月参照してください。)

 今年の秋は、例年よりぎっくり腰の人が多く来院しています。くれぐれも疲労の蓄積と冷えのご注意ください。

よく何を食べれば体にいいですか?と聞かれますが、現在の日本の食事情をみると食べることにおいては満ち足りていて、食べたいものが食べられる状況にありますこのような状況下においては、栄養がどうとかいう問題よりもいかに感覚的な食べ方を行うことができるかが重要な問題だと思います

 
体に水分が不足すれば喉が渇き、栄養が必要ならお腹が空きます。そして、なんとなく野菜が食べたいとか、お肉が食べたいという時がありますが、それは体の要求です。その時にそれらを食べると少しの栄養で沢山吸収いたします。

栄養価調べる技術は発達していて食物に含まれる成分は明らかにされていますが、人間の身体の中においては計算どうりにはなりません。骨粗しょう症という病気がありますが、これは骨の密度が低下し骨がスカスカになってしまう病気ですが原因は、カルシウムの不足だと言われています。しかし、カルシウムを多く体内に入れてもなかなか治らない。つまり身体のなかでそれらを吸収しずらくしていたり、使いすぎてしまう状況があるということです運動によって骨に刺激を与えたり、日光にあたったりするようにし、体の状況を整えることを行う方が重要だと思います。